授業力アップのための算数・数学連続セミナー −子どもを見る眼・教材を見る眼を鍛える− (平成19年度 第2回) |
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テーマ:「算数教材の研究」−教師のための夏休み自由研究−
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1.「中学校に送られた算数は今、どのように」
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講 師:東京学芸大学附属世田谷中学校 山崎浩二先生
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現行の学習指導要領では、それまで小学校で学習していた内容が中学校の学習内容として移行されました。現在は文字の扱い、反比例、合同や対称などずいぶんと多くのものが中学校からの内容となっています。これらの内容がどのような形で中学校の教科書に書かれ、そして実際に指導がなされているのかをみていこうと思っています。
そして、小学校と中学校の学習内容との関連から、お互いの連携のあり方についてまで考えていけたらと思っています。本講座では、この「算数的・数学的活動」のための授業のあり方を考えるとともに、何よりもみなさんといっしょにこの活動を楽しんでみようと思います。 | ||
2.「身近なものを教材にした授業づくり」
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講 師:筑波大学附属小学校 盛山隆雄先生
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身近な素材の1つに、カレンダーがあります。カレンダーを、規則正しく数が並ぶ数表と見れば、算数の授業に活用できる素材となります。そのような目で身の回りのものを見ていくと、他にはどんなものが算数で使えるでしょうか。
日常生活で子どもが目に触れるものや、手に触れるものを素材にして、考える力をつけるための算数の授業づくりについて考えていきます。 | ||
3.「自作教材の作り方」
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講 師:筑波大学附属小学校 坪田耕三先生
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前向きな先生は、教科書の中の教材をもとにしながらも、自分で教材を作りたいと考えます。それは大変によいことだと思います。先生の前向きな態度は子どもの学習意欲を高めます。
教材を作るには、学習内容の基礎・基本をしっかりと把握し、授業のねらいを定めることがポイントです。 具体的な例を示しながら、お役に立てそうないくつかの方法を紹介したいと思います。 | ||
※ 参加ご希望の方は、こちらよりお申込みください。 折り返し参加票をお送りいたします。 ※ 当日ご参加いただいた方には、修了証をお渡しします。 |
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次回は9月1日(土)に「算数授業で大切にすること」をテーマに開催の予定です。 | ||
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