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1.評価規準を明確にすることで,児童一人一人を高める授業をしよう |
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国立教育政策研究所教育課程研究センター: | 笠井健一先生 | |
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| 国立教育政策研究所教育課程研究センターでは,平成23年3月に「評価方法の工夫改善のため
の参考資料−小学校−」を公表しました。算数科として,4つの事例を載せています。@単元全
体でどのように評価資料を収集したらいいのか。A「数学的な考え方」の評価とは。B「算数へ
の関心・意欲・態度」の評価の考え方。C「数量や図形についての知識・理解」の中で豊かな感
覚を評価するとは。その中で,日々の授業の中で評価規準を明確にすることの大切さについてお
話したいと思います。
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2.子どもの表現を評価して授業をつくる |
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| 評価を生かした授業をしようとすれば、まずもって子どもに思いや考えを自由に表現させるこ
とが大切です。子どもの表現のない授業には、評価も学習も成立しません。
子どもが表現する授業を前提に、どのような表現を評価し、それをどのように授業に生かすか
について、具体的な授業を例に考察します。
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3.評価を生かした授業づくりを考える |
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| 評価は、「授業をよくするためのもの」と考えます。よい授業をして、その授業に対応する評
価を考えなければなりません。つまらない授業をしているのに子どもの評価がおもわしくないと
結論付けるのは間違いです。授業と評価が一体となったところに大切なポイントがあります。
そのことを具体的な授業をもとに考えてみたいと思います。
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