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1.算数・数学教育における表現体系の理論と活用 |
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講師 : 環太平洋大学 副学長・次世代教育学部教授: | 中原忠男先生 | |
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| 算数・数学教育においては様々な表現が用いられています。私は、それらを表現方法の特性に着目して、記号的表現、言語的表現、図的表現、操作的表現、そして現実的表現の5つに類型化し、さらにそれらを具体から抽象の順に配置し、相互の変換を重視した表現体系を提案しています。今日はその理論や活用についてお話ししたいと思っています。
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2.数学的な表現に高める過程 |
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| 記号的表現や図的表現など、算数には育てるべき数学的な表現があります。しかし、それらの表現力を育てるには、まずは子どもの素朴な言語表現を大切にするべきです。言語表現を洗練し、数学的な表現に高める過程が授業です。そのような考えについて、具体的事例を通して考察していきます。
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3.子どもの算数的表現で大切にしたいこと |
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| 実際の算数授業では、活動を通した子どもの話の中に、さまざまな算数的表現が含まれます。それをいち早く察知し、そのことの良さを価値づけることが教師の役目であると考えます。出来れば、その考えを「式」や「図」などで書いて説明することが出来れば好ましいことになります。具体的な例をもとにお話ししたいと思います。
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