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1.計算の意味の指導について |
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講師 : 国立教育政策研究所 教育課程調査官: | 笠井 健一先生 | |
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| 1年生の子供たちになぜたし算ですか、なぜひき算ですか、と聞いていると思います。3年生
でもなぜわり算ですかと聞いているでしょう。では、5年生や6年生のかけ算やわり算でも子供
たちに聞いていますか。子供たちは答えられますか。
加法・減法、乗法・除法の計算の意味についてお話しします。
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2.計算の性質の指導について |
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講師 : 筑波大学附属小学校 教諭: | 盛山 隆雄先生 | |
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| 計算の意味指導の中に、計算の性質いついての指導があると思います。教科書では、わり算の
性質が大きく取り上げられていますが、たし算やひき算、かけ算についても性質を扱うことで、
よりわり算の性質を理解することができると思います。また、四則計算の性質の指導は、数学的
な考え方を育てる題材としての意義もあると思います。これらのことを踏まえ、子どもたちと楽
しく取り組んできた実践をご紹介します。 | |
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3.「分数でわる計算」の意味と、計算の仕方 |
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| 小学校で学ぶ計算では、「分数÷分数」の計算が最後で最も高度なものとなります。この計算
の意味指導と、計算方法の指導はどのようになされるのでしょうか。また、どのようにしたら良
いのでしょうか。教職を目指す学生諸君でも、「なぜ、割る数の分数をひっくり返してかけるの
か」の説明には苦慮します。できれば、子ども自らが説明できれば最も良いのですが、少なくと
も納得の得られる授業づくりをしたいものです。このことに焦点を当て、子どもの実態に即して
みなさんと考えてみたいと思います。
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