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1.GIGAスクール構想をはじめとする教育の情報化の動向(50分) |
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講師 : 堀田 龍也先生(東北大学大学院情報科学研究科教授) | |
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| 2021年3月までに義務教育段階の児童生徒に1人1台の情報端末が行き渡る「GIGAスクール構想」は,令和の時代の学習環境としての国家的なICTインフラの整備である。この理念と,今後次々に生じるデジタル教科書や教育データの標準化などの動向について解説し,授業運営をどのようにデジタルシフトしていけばよいのかについて検討する。
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2.『探究』について考える(50分) |
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講師 : 細水 保宏先生(明星学苑教育支援室長兼明星大学客員教授・明星小学校校長) | |
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| 育てたい「生きて働く力」として、@問題発見力、A問題解決力、B問題追究力を考える。それらを総合的に育てる活動として、『探究』を考えたい。STEAMやSDGsを目標とするのではなく、『探究』の活動の中にそれらを組み込んでいく中で、@〜Bの力と共に、資質・能力(知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間性)を豊かなものにしていきたい。授業はどのように変わるか、変えたらよいかについて考えてみる。
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3.筑波大学附属小学校の「STEM+総合活動」の取り組みの紹介(50分) |
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講師 : 盛山 隆雄先生(筑波大学附属小学校教諭) | |
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| 「STEM教育」は2000年代に米国で導入されはじめた教育のモデルです。STEM(ステム)とは、「S:Science、T:Technology、E:Engineering、M:Mathematics」のことで、STEM教育はこれら4つの内容を横断的に学び、IT社会とグローバル社会に適応した国際競争力を持った人材を生み出すことを目的としています。筑波大学附属小学校は、従来の子ども中心の総合活動にこのSTEM教育を融合させたSTEM+総合活動(ステムプラス総合活動)に新たに取り組み始めました。その実践をご紹介しながら、これからの情報教育の方向について考えてみたいと思います。
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