筑波大学附属小学校の4年部教員には、国語部の白坂洋一、社会科部の粕谷昌良、算数部の盛山隆雄、理科部の富田瑞枝、図工部の仲嶺盛之がいます。今回の講演会は、その5人と細水保宏先生とで、見方・考え方の価値について実践をもとに徹底的に考えてみたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
盛山 隆雄
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第1部 社会科の授業研究(VTRを見ながら協議を行う)
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- 授 業:4年生「地域の特色」−お土産という視点から地域を見る−
- 授業者:粕谷 昌良先生(筑波大学附属小学校)
- パネラー:白坂 洋一先生(筑波大学附属小学校)
- :細水 保宏先生(明星学苑 明星大学客員教授兼明星小学校校長)
- 司 会:盛山 隆雄先生(筑波大学附属小学校)
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東京都の各地域の特色を考えるために、お土産を切り口に迫っていきます。最初は、
お土産といえば美味しそうなもの、見た目のかわいさといった見方をしていた子どもた
ちも、徐々にお土産を通して地域の特色や人の生き方などが見えてくるようになります。
お土産の見方が変わるのですね。この授業を通して、見方・考え方の大切さについて語り合いたいと思います。 |
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第2部 理科と図工の講座 (ブレイクアウトルーム・選択)
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理科と図工の見方・考え方について具体的な事例をもとにお話いたします。ブレイクアウトルームを使い、両講座を同時に行いますので、当日はどちらかを選んでご参加いただきます。
内容の具体については、後ほどホームページにアップする予定です。
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●講座A 理科 講師:富田 瑞枝先生(筑波大学附属小学校)
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- 「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」の4つの領域それぞれで主に働かせる「見方」が示され、以前は問題解決の能力であった「比較」「関係付け」「条件制御」などは「考え方」という手段・方法して整理されました。理科の授業場面を例に挙げながら、子どもたちがこれらの「見方・考え方」を自在に働かせる姿について紹介していきます。
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●講座B 図工 講師:仲嶺 盛之先生(筑波大学附属小学校)
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- テーマ:形や色など,造形的な特徴を根拠に意味や価値を紡ぎ出す子ども
- アート思考,芸術脳,美意識,創造性等,先行き不透明な現代を生き抜く力として,様々なメディアで目にするようになりました。
そもそもそれらはどのような力なのでしょう? たとえば鑑賞活動は作者以上の意味や価値を創造的に見出だす営みです。
仲嶺の提案を通して,参観の先生方とご一緒に考えたいと思います。
- ★ 当日、お手元にご用意いただくもの
・A4程度の紙 数枚
・画用紙 数枚
・ネームペンなどの描材
・はさみ
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第3部 算数科の見方・考え方の大切さについて
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対談 細水 保宏先生(明星学苑 明星大学客員教授兼明星小学校校長)
盛山 隆雄先生(筑波大学附属小学校) |
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算数科では、「数学的な見方・考え方」という見方・考え方があり、帰納的な考え方や演繹的な考え方、類推的な考え方などを子どもたちに働かせることが求められています。
ただ、考え方を働かせる前にどこに着眼するかという見方が大切になると考えています。
事例を基に話を深めたいと思います。
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