第１部　GIGAスクールで拓く子どもの学び

講師：中川 一史先生（放送大学教授）

　GIGAスクルール構想により、児童生徒１人１台端末環境が整備されて約５年、これからの学びはどうあるべきか、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実のポイントは何か、ICT環境をどのように活かすのか、解説します。

第２部　授業が楽しくなるICT教育を

講師：細水 保宏先生（明星学苑　明星大学客員教授兼明星小学校校長）

　ICTを使うと授業が楽しくなる、今までできなかったものができるようになる、今までできてはいたがもっと効率的にでき時間を生み出すことができる、といったICTを使うよさを示した実践例を増やしていくことが大切だと考えます。デジタルが広がれば広がるほどアナログのよさも再確認できると同じように、ICTを使う際の留意点も見えてくると考えます。特に、協働的な学びにおけるICTの有効な活動について考えてみたいと思います。

第３部　デジタルスクールノートの活用

講師：盛山 隆雄先生（筑波大学附属小学校教諭）

　本校では、デジタルスクールノートを授業に活かしている。多くの友だちの考えを参考にし、自分の考えをつくる編む思考活動に取り組む。また、友だちから評価を受けることで、考えを洗練しようとする気持ちをもつことができる。協働的な学びとICTについて実践をもとに考えたい。